お金の話①~がん保険は必要か~
「がんになるとお金がかかる」そんなイメージ、誰でももってると思います。
私も持ってました。
がん保険の宣伝でも、「お金がかかる」って言ってますし、
加えて「働けなくなったら収入もないのに莫大な治療費が必要になる」とか、不安をあおるようなことを平気で言ってますよね。
でも日本も先進国です。ある程度の社会保障という制度はあります。
ヨーロッパとかには及ばないかもしれないけど、病気になっても、たとえ仕事を長期間休む必要があっても、普通に社会保険に加入していれば大丈夫です。もちろん、国保でも。
私ががんになり、治療を始めたとき、ダンナさんの扶養にはいってました。
仕事はパートタイムで、ダンナさんの扶養の範囲内で仕事してました。
とはいえ、自分が働けなくなったら家庭には大打撃です。
幸い、仕事をしながら治療ができたので大打撃は免れましたけど。
まず、社会保険(国保も)の制度として、高額療養費制度というものがあります。
これは、ひと月の医療費が高額になると、収入に応じた限度額を超えた金額が払い戻される、という制度で、保険適用の治療なら限度額以上の負担はなくなるものです。
協会けんぽのリンクを貼っておきます。https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030
かかった医療費により多少の差はありますが、一番平均的な月収でも1ヶ月に8万ちょっとが限度額です。
もちろん差額ベッドなどの保険適用でない費用は高額療養費制度の適用外になりますが、単純に考えてひと月の負担は10万以下でしょう。
また、この限度額を超えた月が4ヶ月以上あると、5ヶ月目からは更に限度額が低くなります。
なので保険適用の治療であれば、月の治療費が100万にも200万にもなることはありません。
とはいえ、月に8万を4ヶ月、なんて結構な負担です。
そこでがん保険がでてくるのですが、、、「がん保険」、必要?
そこは疑問です。
もちろん「がん」といわれた精神的痛手を考えると、「がん」と診断されたら100万、なんて慰謝料的でいいかもですが。
別に普通の医療保険でもそれなりに保険下りますし、月々の保険料の負担と天秤にかけて考えるといいと思います。
ちなみに私が「乳がん」と診断されたとき、がん保険には入ってませんでした。
手術、抗がん剤、ホルモン治療、検査と、今でも医療費は発生しますが、払えてます。
もちろん、医療保険には入ってたのでその分はちゃんと保険金受け取りましたよ。それでかかった治療費全額カバーされるわけではなかったですが、高額療養費制度とあわせると自己負担は割りと少ないです。
少なくとも100万も200万もかかってません。
治療の時期、ダンナさんの収入は減り、家計は豊かではなかったですが切り抜けました。
必要か必要でないかは自分自身で判断するものですが、がん保険に入ってなくても、収入低くても標準治療は受けられた、という例として覚えておいてもらえるといいです。
この話だけだと、では乳がんってどれだけお金がかかるの?
ってなるので、治療費に関してはまたこのカテゴリーでお話します。