乳がん,  気持ち

「乳房再建の現状」という記事を読んで

ふと「乳房再建の現状」という記事が目に入ってきました。
人口乳房再建の保険適用から5年以上が経ち、問題点などが見直されているとか。
再建したはいいが、思ったような自然な形にはならなかった、左右のバランスが悪い、感染症などになった、などいろんな問題点があるそうです。
保険適用になったのは2013年7月だから、ちょうど私が乳がんと診断されて手術を受ける少し前。
このときは私の通っていた乳腺外科ではまだ「同時再建」という手術を行っていませんでした。(今行っているかは知りません)
手術の説明のときに、「全摘だけど今は再建もできるから」といった説明を受けた記憶はあります。

その時はまだ「再建」という言葉すらあまり一般に浸透していなかったと思います。自分も含めてですが、身近にがんになった人がいないとがんに関する知識はかなり後れています。たとえ身近にいたとしても自分で情報を集めて知識を得なければやはりがんは、「がん=死」というイメージで捉えがちだと思います。

話はそれましたが私も術後3年を過ぎた頃から、主治医より「再建」の話をされるようになりました。
興味があるなら再建を行っている病院の先生が月に1度説明にやってくるので話を聞いてみては?
ということでしたが、毎回断っています。

私は全摘です。右の乳房はありません。
下着やパッドなど、胸のバランスには気をつかいますし、胸の大きく開いた服は気になってあまり着ません。(年なのでそんな服を着てるのもおかしいですが)
水着になるときもラッシュガードを着ます。まぁ、もうおばさんなので日本にいる限り乳房がなくてもラッシュガードは必須(笑)。
たまにテレビで胸の開いた服を着て谷間がチラッとしてる女性をみると、いいなぁ~、と思ったりはします。
でもだからといって再建したいか、と聞かれれば答えはNOです。

一番の理由は、もう病院はいや、だから。
別にどこも悪くないのに、自分の体にメスを入れ痛い思いをするのはいやなんです。
怖くはないです。でもいやなんです。
自分では意識してませんが、たぶん私は病院嫌いです。
この5年いやというほど通ったんでね。

乳房を取り戻したい、という気持ちがないわけではありませんが、それにかかる時間と費用、肉体的、精神的苦痛を天秤にかけると、私的には「ないままでもよい」という側に大きく傾きます。

記事にあったように、再建をしても思い通りの乳房にならない方もいるようです。
人口にしろ自家組織を使うにしろ、リスクはあります。
そういったリスクを負ってでも再建したい人はすればいいし、私のようにしたくなければしなくてもいい。
ただ、どの選択を取ったにせよ、将来その選択でよかった、と思えるように再建医療が発展するといいですね。

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