乳がん,  術後化学療法,  気持ち

術後化学療法を終えて

2014年4月19日

計8回の術後化学療法、抗がん剤治療最終日。

3週間ごと半年の治療は毎回1泊の入院で行われたので、入院にも慣れてしまってました。

アレルギーがでたり、血管に針刺すのに何回も失敗したりと、いろいろあったけどなんとか終わりました。
病院で「最後ですね、がんばりましたね」と声をかけてもらって、うれしかった。
できるなら二度と来たくないと思いつつ、でも病院との縁は切れません(涙)

仕事上ネットで調べ物をすることが多い私。
ついつい乳ガン関係のことを検索してしまうこともあります。
その中には抗がん剤に対する賛否両論の記事やブログなども。

私は現実主義で、ある程度エビデンスのないものは信じないことにしてます。
日本の標準治療としては、乳がんは、手術、放射線、化学療法、ホルモン療法などが標準治療とされていると思います。
なので今回は「標準治療」とされている、おそらく多くの医者が研究し、そのエビデンスに基づいた、「今もっとも効果があるであろう」治療方法を受けることに迷いはななかった。
化学療法もしかりです。

でも術後化学療法という治療が終わった今、
「術後抗がん剤は必要ない。抗がん剤を使うのは再発してからでよい。結果は同じ。」
という記事を見ると、果たしてこの8回の治療は有効だったのか?と考えてしまいます。
でも治療をせずに再発してしまったら、たぶん
「あのときちゃんと治療しておけばよかった」
後悔するかもしれない。

結果はわからない。たぶん、死ぬまでなにが良かったのかわからない。

化学療法の効果を主治医に尋ねたことがあります。
「効くんですか?」
という問いに、主治医は、
「効いたか効かなかったは、再発するまでわからない」
と言いました。

再発したら効かなかった。
再発しなかったら効いた。
ということ。

「再発したらどうなるんですか?」
とも問いました。
そしたら、
「再発したら、死にます。それが一番怖い。だから今のうちに抗がん剤でたたいておくんです。」
という答えが返ってきた。

無責任に聞こえるかもしれないけど、本当のことと思う。
はっきり言ってくれた主治医には感謝してます。

そして今思うこと。

世界の人口は70億を超えている。
「もし世界が100人の村だったら」
この「標準治療」を受けられる人は何人いるだろうか?
そして「標準治療」を受けられる環境に生きていられることはある意味幸せなのかもしれない。

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